食品ロスから見る個人的に日本の嫌いなところ①
昨今、日本では食品のロスがとても多いですよね。
それは度々ニュースでも取り上げられていて聞く度に胸が痛みます。
私が高校生の時に最初にアルバイトしたのはコンビニでした。
そこの店舗では廃棄の食べ物の持ち帰りが許されていて(本当はダメですね。今はもっと厳しいのでしょうか)いつも翌日の自分の昼食のサンドイッチやおにぎりと家族のためのスイーツやお弁当を持ち帰っていました。
1人1つまでしか持ち帰ってはいけないという決まりがありましたが、こっそりバレないように持ち帰りました。
どうせ捨てるのに、なぜ1人1つなのでしょうか。
その日のシフトに入っている人が一人20個持って帰ったって余るくらいあるのに。
でもその店舗はまだ良心的でした。
廃棄持ち帰り禁止のお店がほとんどですね。
『百円の恋』というコンビニバイトを舞台とした映画では、廃棄を持ち帰っては行けないルールがあるのに怒られても何度も持ち帰ろうとする人が登場します。
今住んでるところの一番近くのコンビニでも深夜になるとたくさんの廃棄が入ったビニール袋が外に捨てられています。
せめて店員くらい、廃棄をもらったっていいと思うんですが。なんなら自己責任なら早い者勝ちで誰でも持ち帰っていいじゃないですか。
フランスでは廃棄の量によって罰金がかかり、余った食品は寄付されるそうです。
日本ほど廃棄のある国はそんなにないと思います。
コンビニは引っ越した時にやめ、次にアルバイトしたのは食べ放題の焼肉屋さんでした。
そこでは、食べ放題だからといって食べないのにお肉をたくさん注文する人が多く、全く手をつけてないファミリーサイズのお肉の盛り合わせを片付ける時はとても辛かったです。
最近ではインスタ映えのために可愛い料理や飲み物を注文して、写真だけ撮って手をつけずに帰る若い女性が増えていますね。
これはもう…さすがに病気 笑笑
自己顕示欲のためだけに食事を注文したり、何かあったら責められるから廃棄を人にあげなかったり、賞味期限に過敏になったり、少し変な形の野菜をなんとなく見た目が気持ち悪いから捨てたり、美味しくないところだから、誰かが触ったかもしれないから……
お店ではほんの少しの形の不揃いで訳ありにされ、家庭では使い切れずに捨てられる食品たち、挙げ始めたらキリがないですが、食品ロスは各々の心がけはもちろん社会のシステムから変えないと減らないと思います。
そもそも廃棄が多すぎると環境にも悪いしお金も無駄です。
世界中には飢えている人が〜とか、そういうのはもちろんなんですが、捨てられている食品は何からできているのでしょうか。
私たちと同じ命が殺されて、手もつけられずに捨てられてしまっているということに怒りを覚えます。
生態系がありますから、生きるために命を頂くのは当然のことでベジタリアンになるべきとかは思いませんが、ただ殺されて、手もつけられずに捨てられるだけでは豚や牛、鶏、魚などの動物に対しあまりに申し訳ないです。
神経質でサービスを提供する側に過剰な期待をする国民性なのに、それを可能にし維持するお金のない国だから、そこに生まれてくるギャップが最近大きくなっているような気がします。食品ロスの問題もここに起因しているのかな、と思います。
消極的、向上心がない、人の目を過剰に気にする、陰口が大好きで神経質でネチネチした、マトモでマナーを守っているようで本当は冷酷な日本人の性質にはうんざりです。
もちろんそれは裏を返すと繊細であり、人に気をつかうことができ、モラルがあるという良い面もあります。
ただ…なんというか、ハングリーさに欠けますよね。もっと自己主張して他人も自分も思いやれたらなって。
他人にも自分にも厳しくしすぎて生きることに疲れてしまった、ただ生きてるだけでいっぱいいっぱいの人多くないですか?
でもそれはそういう社会で国民性だから仕方ないと思います。
働き方改革とか色々ありますが、もっと国全体が欧米のように、自分は自分!それも個性!って、面倒な時は、え?私じゃないわって、結果良ければ全て良しで柔軟になれたら良いと思います。意外とその方が合理的だったり。
まだまだ書きたいことたくさんあるので別記事で書きます。
まとまりのない文章でごめんなさい。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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